川南気質

軽トラ市を波及させて川南町のまちづくり!

川南町商工会TMO

宮崎県児湯郡川南町大字川南13680-1
tel: 0983-27-0501
http://www.shokokai.or.jp/45/454051S0032/index.htm

1万5千人の町に、毎月1万人が訪れる日

宮崎県川南町。人口およそ1万5千人のこの町に、町外・県外から1万人を超える人達が訪れる日がある。毎月第四日曜日に開催される『川南町トロントロン軽トラ市』。川南町のメインストリートであるトロントロン商店街に100台以上の軽トラが並び、川南町の自慢の品々はもちろん、県内外の水産物、農産物、雑貨や木工品まで多種多様な商品が販売される。今や川南町の軽トラ市は『出店台数』『来場者数』『開催回数』が3拍子揃って日本一のイベントとして、全国各地から注目を浴びている。

この軽トラ市を運営しているのが川南町商工会TMOの井尻祐子さんだ。

川南町は他所者を喜んで受けれ入れてくれる町

「TMOとは『Town Management Organization』の略で、まちづくりの組織なんです。TMO自体は全国にあって、川南町では商工会の中のまちづくりに特化した部門です。」

川南町のTMOは平成16年に発足し、今年で14年目を迎える。井尻さんは平成19年の4月にTMOに入って仕事を始めた。

「最初、私は軽トラ市の出店者だったんです。フリマで出店していました。軽トラにソファをドンと置いて3000円で売ったりとか。」

静岡から嫁いで川南にやってきた井尻さん。平成18年の9月からTMOに入る翌3月まで軽トラ市に出店。その後は出店者から運営側に回り、川南の軽トラ市を支え続けている。そこには川南町の気質が影響しているという。

「川南って他所者を喜んで受け入れてくれる町なんです。静岡から来た時も『遠くからよく来たね〜』ってすぐ仲良くしてくれて。この町は常に新しいものを求めていて、ワクワクしている。そこが魅力的ですよね。この町だから、これまでずっとやって来れたんだと思います。」

出店者に気持ちよく出店してもらうことが大切

井尻さんの仕事は、商店街の何でも屋さん。毎日違う業務があるので大変な面はあるが、飽きないのだという。その中で一番大きな仕事が、軽トラ市の運営だ。

「やっぱり出店者とのやりとりが楽しいですね。私たちとしては、2.5×7メートルのブースを提供するだけなので、その中で出店者のみなさんにいかに気持ちよく出店してもらって、次も来てもらうかが仕事です。」

軽トラ市の参加者のうち、7割が県外・町外からの出店。口コミなどで全国にも広がって、今では出店場所でキャンセル待ちが発生する月もある。毎月100を超える出店業者の管理、訪れる人たちの駐車場の確保など、運営側としての仕事は多いが、毎月毎回試行錯誤を重ね、軽トラ市をよりよくすることに労を惜しまない。その一つ一つの積み重ねが、今年で開催12年目を迎えられたことに繋がっている。

川南町をもっと発信できるように

今後も軽トラ市を10年20年続けていきたいと語る井尻さん達TMOには、更なる展望がある。

「軽トラ市でもまだ川南町のものが圧倒的に少ないんですよ。町外・県外からの出店が多いので。だから商店街のどこかに物産館を作れればいいなと思います。そこで川南のものも買えて、観光案内なんかもできたりして。」

川南町の現状を真摯に受け止め、課題解決のため具体的に動く。井尻さんは川南町を背負って、これからもより良いまちづくりに励んでいく。

川南町商工会TMO 井尻祐子さんからのメッセージ

町を知るのには、その町に飛び込んでみるのが一番です。川南町の人柄の良さや気質などを体感しに、軽トラ市にぜひお越しください!お待ちしています!