川南気質

地元のものを全国へ広げたい!

川南町地場産業振興会

宮崎県児湯郡川南町大字川南1170番地542
tel:0983-27-6292

県外の人にとっての窓口「川南パーキングエリア」

東九州自動車道で宮崎県に入ると、県北と県央のちょうど間くらいに川南パーキングエリアがある。ただのトイレ休憩所だけではなく、珍しい地場産品の販売所などもあり、1日平均で250人ほど、土日祝日で400~500人が利用する。この川南パーキングエリアの運営を行っているのが川南町地場産業振興会。今回話を聞いたのは久家洋子さん。

「生産者には、地場のものをここに持ってきて販売してもらいます。地場にあるもの、自分のところで作っているもの、加工しているものを販売するということで5年前からスタートしました。」

久家さんも、その時期の旬のもの、採れたてのものを届けたいと、野菜やお弁当を出して販売している。パーキングエリアは県外の人で賑わうことも多いという。

「商品には自分の名前を付けて売っているから名前で買いに来てくれたり、宅急便での配達も承っているので、「ココに送って」と言ってもらえたり。そういうやりとりができるのは嬉しいですよ。」

中には外国人もバスでやって来て地元の商品を喜びながら買って帰ることもある。町外、県外の人にとってはここが、川南の窓口。川南パーキングエリアは、地元産のものを売る発信地となっている。

普通のパーキングエリアに置いていないものを扱うことがコンセプト

地場産業振興会の会員数は現在30名以上。川南パーキングエリアは、『普通のパーキングエリアには置いてないもので、自分たちが作ったり売ったりできる地場のものを置きたい』というのがコンセプトだ。

「ホッとできる場を作りたいですよね。新鮮!おいしそう!とか思ってもらえたら良いです。お客さんから『商品がもう無くなったの?今日はもう無いの?』という声が聞けたりすると楽しいです。『いつも買ってるよ』って言ってもらえたりすると励みになります。」

今ではたくさんの人に愛されるパーキングエリアだが、立ち上げには少し時間がかかった。苦労したことは運営資金。川南パーキングエリアの運営資金は全て会員達の手出して賄っており、補助は一切受けていない。会員になってもらうにはお金がかかるということで、当初は渋られることも少なくなかった。

「始めは20人ほどの会員さんと一緒に立ち上げました。1から一緒に作り上げたので、連帯感も生まれていて、みんな仲が良いです。」

今では地場産品を販売するスペースが手狭になるほど、直売所には商品が溢れている。会員同士で販売する商品がダブらないように配慮するのも、久家さんの仕事だ。

パーキングエリアを拠点に川南を発信

地場産業振興会として目指すのは、地場のおいしいものや新鮮なものを届けていくことだ。

「学校給食に地場の野菜も出していて、給食部会にも呼ばれるんです。白菜とかキャベツとか、地元のものを子供達にも食べさせたいですからね。とても良い機会です。」

地場に根付いた団体や地元からの発信を欠かさず続けていくことが、川南町のPRにも繋がることを久家さんは知っている。

「各事業者がパーキングエリアをホームにして、色んなところに発信していってもらいたいです。結果的に多くの場所に川南町の特産品が広まれば良いなと思っています。」

2020年4月には、地域の活性化につなげようとパーキングエリアの隣に川南町の魅力を発信する拠点が整備されることになった。これによって地場産業振興会の活躍の場が増え、川南町のものが全国に届くきっかけになることを期待したい。

川南町地場産業振興会 久家洋子さんからのメッセージ

川南町の旬のもの、珍しいものなどを扱っています。東九州自動車道を利用の際には川南パーキングエリアにぜひお立ち寄りください!地場産品をたくさん揃えてお待ちしています!