川南気質

一貫経営でつくる、こだわりの『あじ豚』

株式会社 ゲシュマック

宮崎県児湯郡川南町大字川南23028
tel:0983-27-0878
http://www.geschmack2002.com/

県内外からファンが集まる人気店

国道10号線を北上して宮崎県川南町に入るとまもなく、『ゲシュマック』と書かれた白い看板が左手に見えてくる。看板を目印に曲がった先には、おしゃれな外観の洋風の建物。

ここでは『あじ豚』の精肉とハム・ソーセージ、お惣菜などの加工品が販売されている。

『あじ豚』とは、ゲシュマックの直営農場で育てられたオリジナルのブランド豚。ゲシュマックで販売されているあじ豚の商品は、店舗に直結した工房で作られている。

また、あじ豚を使った料理が食べられるレストランも併設されていて、遠方から訪れるお客さんも多く、お店は常に賑わっている。

自慢の脂身

「18歳で養豚の世界を志して、理想の豚を追い求めて試行錯誤を繰り返してきました。その結果辿り着いたのが、脂の風味が豊かな『あじ豚』です。」

教えてくれたのは、ゲシュマック代表取締役の山道義孝さん。

「豚の風味は肥育期間に与える飼料で決まるんです。あじ豚の肥育期間の飼料には、トウモロコシや動物性タンパク質を使用せず、代わりにマイロや大麦、精白米などをブレンドした飼料を与えています。」

豚は、食べたものに含まれる油脂を肉に取り込むため、飼料に含まれる油脂が豚の風味にストレートに影響するという。油脂が少なく、デンプンが多い食材を与えることで、豚自身がデンプンから豚本来の脂肪を作り出す。その結果、雑味がなく、まろやかでさっぱりとした脂になるそうだ。

安心・安全かつ美味しい豚肉を届けるために

また、12年ほど前からは、焼酎を製造した後に出る『焼酎もろみ』から作られた『焼酎もろみ生菌発酵飼料』もブレンドして与えている。

「焼酎もろみの中に含まれる微生物や様々な栄養素によって自己免疫力が上がり、より健康な豚が育つようになりました。病気に感染しやすい子豚も、健康な母豚の母乳を飲むことで免疫力が上がっているようで、病気にかかりにくくなったんです。」

焼酎もろみ生菌発酵飼料を与え続けた結果、通常与える飼料への添加薬品をなくすことができたそうだ。また、赤身部分の美味しさもより感じられるようになったという。

あじ豚の飼育における工夫とこだわりは、餌だけには留まらない。

ゲシュマックの農場にはクヌギの森があり、この森の土から採取した『土着菌』を、肥育豚舎のオガ粉に混ぜて使用している。オガ粉に混ぜられた土着菌が有機物を処理してくれるため、オガ粉を交換しなくても常に清潔な環境で飼育することができるそうだ。

「育てる環境・餌・健康な豚・飼い手の思いが全て揃って、初めて満足できるお肉ができると考えています。とにかく食べてもらえば、あじ豚の美味しさが分かっていただけると思います!」

飼育から加工・販売までを一貫して行い、全てにこだわった自慢のあじ豚をより多くの人に届けるため、ゲシュマックはこれからも成長し続ける。

株式会社 ゲシュマック 山道義孝さんからのメッセージ

「豚肉の命である脂身に自信があります!是非、しゃぶしゃぶなどで味わってみてください。また、本場ドイツで学んだ技術を活かし、新鮮で良質なあじ豚を使った手作りのハム・ソーセージもオススメです!」