川南気質

豚を健康に育てることにこだわっています!

有限会社 協同ファーム

宮崎県児湯郡川南町大字平田3403
tel:0983-27-4818
https://www.marumiton.com

おいしい豚肉『まるみ豚』

「豚肉の臭みがない」「脂が甘い!」「脂身が苦手な人でも食べられる!」

豚肉が好きな人はもちろん、苦手な人でもおいしく食べられるという声が寄せられる豚肉『まるみ豚』。県内外を問わずたくさんの人たちに支持される豚肉をブランド化させたのが協同ファーム代表の日高義暢さん。

「2009年に、それまで協同ファームとして売っていた豚肉を『まるみ豚』としてブランド化しました。」

その背景には、義暢さんのある思いがあった。1968年に『日高養豚場』として養豚事業を開始して以来、豚は相場で販売するのが普通だった。しかし、2008年にとうもろこしが高騰。豚を育てるためのエサ代が上がった。

「エサ代をコントロールできなければ、豚肉も相場で売るので売値もコントロールできない。この状況に疑問を感じていたんです。」

義暢さんの父親の代までは、豚肉を作れば作るほど言い値で売れてきた時代。しかし、今や豚肉にもたくさんの銘柄があり、競争相手がごまんといる。そんな中で、せめて売値は自分たちでつける努力をすべきだ。それが『まるみ豚』が生まれる根源だった。

 

ブランド化されてから『まるみ豚』に注目が集まるきっかけになったのは、川南町で行われている軽トラ市。ここで初めて豚肉100%のハンバーガーを販売した。

「それまでやったことなかったので、正直すごく怖かったですよ。どんな反応が返ってくるか分からなかったですし…。」

不安を感じていた義暢さんだったが、結果は大成功。これ以降、まるみ豚のハンバーガーは名物として認知されていく。

口蹄疫をチャンスと捉える

しかしそんな中、川南町に暗い影を落としたのが2010年に発生した口蹄疫だった。

多くの養豚場で豚が殺処分となり、協同ファームもまた、飼育していた豚を全頭殺処分。養豚場から豚がいなくなってしまった。町全体の雰囲気は低迷、失意のどん底だったが、義暢さんはこれを何とかチャンスに切り替えようと模索した。

「豚がいない時期ができたことをチャンスだと捉えました。豚がいなくなるということは豚の病気も0になる。養豚家はこれを最大の強みにしないといけない。日本一クリーンな生産地帯として再スタートが切れる、と。」

協同ファームは口蹄疫終息からわずか半年で事業を再開。

「きれいな豚をいれよう。病気を入れない。」これを徹底的に心がけた。結果としてそれまでにない生産成績を出せて病気がないことのメリットを経験できた。

そして、『いかに豚を健康に育てるか』ということに関しては、協同ファームにはこだわりがある。

「豚をおいしくするために、ということではなくて、いかにストレスをかけずに健康的に育てるかを重視しています。一つだけこだわっているのが、プロバイオティクス腸内活性菌をエサに混ぜること。豚にとってのヨーグルトを与えることで腸の働きを良くします。これも豚が幸せに健康的に育つために取り組んでいることです。」

食材としての参加を目指す東京オリンピック

協同ファームは3年前から豚舎のリニューアル中。今年度中に完成して、来年5月から出荷を再開予定。出荷量はこれまでの倍以上になる。目指すのは2020年の東京オリンピック。食材としての参加を目指す義暢さんは、6月末に川崎市の地下街に物販のお店をオープンさせた。

「まずは拠点をもつことが大切。店舗があることで展示会などでもこちらの本気度をみせることができます。川崎でもふるさと納税で食べたという人も来ています。ファンを少しずつ作りたい。」

『まるみ豚』を川南町から全国へ。義暢さんの情熱は東京オリンピックに向けて注がれている。

有限会社 協同ファーム日高義暢さんからのメッセージ

「川南町は口蹄疫を経験したからこそ、日本一クリーンな生産地帯です。 ピンチをチャンスを変えたというところを前向きに捉えてもらえたらありがたいです。豚の健康を一番に考えた『まるみ豚』。ぜひご賞味ください!」